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さと式 子育て(昔ながらの育児法)

粗食について

「久々にうちの母曰く」シリーズ・・・・
私の両親は二人とも九州のお百姓さんの家の出です。
(私の旧姓は「いつまでも子孫代々末代までも田んぼを耕すことができるように」という願いが込められた名字です。ちゃんと「田」が入ります(笑)。何代も続く老舗の百姓です(笑))

日本昔話に出てくるようなお百姓さんを想像して下さい。
牛は田んぼを耕すためのもの。絶対食べない。
馬は荷物や人を運んでくれるもの。おら、馬食べない。
鳥は時を告げるもの。卵を産むもの。でもお客さんがきたら絞める。超ごちそう!

そう言われて育ちました。
(とはいえ、育ち盛りの子ども3人にあまりひもじい思いもさせられないということで
もちろんカレーライスやすき焼きなども食べさせてくれましたよ。
大阪なのでお好み焼き・たこ焼きも・うどんも夕食メニューです。)

30歳近くまで親のすねかじって独身で生きてきたので、その頃には両親も私も
すっかり魚・野菜中心の食生活。

菜っぱ・揚げ・キノコ類などぶっ込み炒め煮    サンマ・ホッケ・アジの開き
肉じゃが風野菜何でも入れ煮込み      ×  塩鯖・塩鮭
豚汁風野菜何でも入れ煮込み           アジの南蛮漬け   

これらの組み合わせローテーションにおみそ汁と漬け物。
夜は毎晩お造りが少々つきます。
一年のうち300日くらいはこの食事です(笑)。
豪華というか、毎晩毎晩飽きないものです。
朝食もめんどくさいのでご飯とみそ汁。たまに魚焼きます。

土日はちょっと豪華に(?!)食パンになります(笑)。

フリーページにも書いてますが、
多感な十代の頃に母から
「今の人は、成長剤入りの餌を食べてる牛をたべるから、最近の子は体が大きくなるのが早いんやで。生理が早まってるのも、そのせいやな。こういう薬はどんどん体にたまる一方やから怖いな。」
なんて言われてから、どうも牛さんが苦手です。そう言う意味では豚も鶏も一緒かも知れませんが、特に牛には身構えてしまってます。
牛肉大好きな方、変なこと言ってごめんなさい。ときどき極端なこという母です。
私もトラウマ(?)になってます。。。

花を産んでからは、牛乳も豆乳に変えました。
つい先日、フラメンコの帰りに車の中の何気ない会話でパパちゃんから、
「乳牛(ホルスタインのメス)は牛乳を搾られるためにずっと産後の体調でいるように
操作されてるんやで」
なんていわれてから、牛のママちゃんにものすごく同情してかわいそうでなりません(泣)。

私が牛だったら、「やめて~そんな搾乳機で絞らないで~、赤ちゃんに吸わせたいの~、広い草原で美味しい草をハムハムしながら、おてんとう様と一緒に寝起きしたいの~、敵に狙われたっていいの~」って思うだろうなぁと思ったら切なくて、
スーパーで牛乳コーナーの前を通るたびに胸がきゅんとします。
(そりゃちょっと大げさか!)

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ちなみにおっぱいの味ですが、毎日粗食を食べてても味は変わります。
たいていは甘くてミルキーのような味です。
吸い始めは色も味も薄いですが、しばらくして勢いよく出るころには
牛乳より濃い色のとっても甘い美味しいのが出てます。
終わりかけはちょっと色も変わって、味もあまりしないような感じになります。

花を産んだ産院の助産士さんが「おっぱいの味見はちょくちょくしなきゃだめよ」
「吸い始めと真ん中と吸い終わりで味が違うからね」「右と左も味は違うからね」
って教えてくれたので、どれどれ、、とちょくちょく味見してます。
以前、「おでんの素」みたいなので味付けしたときは、おっぱいが味の素みたいな匂いしてました(笑)。

花が口に入れそうなものは、ちょくちょく口に入れてみてます(笑)。
洗い立てのおむつは噛んでみるとたしかに幸せな気持ちになりますよ。



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